DUSTBOX RECORDS

ARTIST

GREENPEAS YOUNG

GREENPEAS YOUNG

  • 井上 幹太(Vo/Gu)
  • 松宮 草太(Ba/cho)
  • 片桐 勇輝(Dr/cho)

GREENPEAS YOUNGを知ったのは確か当時浜大津のB-flatで働いていたex.SWITCHのアカシとGELUGUGUのカズヤの推薦だった。
若いけどすげーセンスの良いバンドが居るとの話で耳にしたのがやつらのデモ音源だった。ありえないくらいの音質で正直ぶっちゃけその細かいところまではちゃんと聴こえなかったんだけど、やりたい事とかはなんとなく見えたくらい。
実際にこのバンドをうちでやりたいと思ったのはライブを見てからかな。

その後単身京都に出向き、アカシを混ぜて直接メンバーと話をしてリリースする事を正式に決めた。

京都でのアー写の撮影ではメンバーと一緒に嵐山でレンタルサイクルを借りて桂川周辺を走り回ったのも懐かしいな。ジャケットの絵も実は自分が書いたもの。初めて作ったTシャツも俺がデザインしたりと、何だかんだいろんなこと手伝ってたバンドだと思う。

ファーストアルバムのレコーディングでもカンタがはじめに持ってきたギターの音質があまりにもありえなかったので、当時自分が使っていたギブソンのギターを使わせた。音作りも結局自分がつまみを触ったりしていたような気がする。
メンバーがここまで完全な初心者だったバンドはレーベル史上初だったかも知れない。

ただ、この無垢な感じこそがあのファーストアルバムの荒削り感を出せたと思っている。
今までにないくらいストレートな音源が出来上がったと思っている。今でも自分のipodにはこのファーストアルバムが入っていて心を洗い流したいときに聞いているくらいだ。

このファーストアルバムでは、THE SCENE ユウサクさん、花団ボーカル塚原一繁、カルロス#18、メザキ/鴨川、AKASHI@SWITCH、10-FEETタクマイザー、ブッシュマン/タダシ、ロットングラフティー直樹、PINKLOOP Ba/Vo YUKI、THE SPAGETTIEZ/カズヤという京都の大先輩たちからコメントももらった。

そんな京都中の期待を背負ってめきめきと力をつけていくのであった。
2005年にはセカンド音源となる”songs”をリリースし、その成長っぷりを十分に見せてくれた。

その後小田原のSLUMP CHORDとのカップリングツアーでスプリット音源のリリースなど精力的な活動を進めていく中、 デビュー前から世話をしてくれていた地元の先輩でもあるアカシ達がマネージメントをしてくれてメジャーデビューの準備をするとの事だったので、東京から自分がやるよりもそっちのほうが良いと判断しDUSTBOX RECORDSを卒業する事になった。

そんなプリプロを録ったりやデビューへの準備期間中ではあったが、2009年10月に突然の解散を発表し、悔しくも2010年1月に解散してしまった。

ただ、2010年11月に行われたSHACHIのツアーで一度だけ復活を果たしている。もちろんカンタ節も健在だった。